SSH講演会「銀河進化の研究最前線」が行われました
4月14日(土)東京大学大学院博士課程3年に所属している日下部晴香先生をお招きしSSH講演会「銀河進化の研究最前線」をおこないました。
講演会では日下部先生が現在行っている最先端の研究内容、宇宙空間をシミュレーションすることが出来るソフト「Mitaka」を使って宇宙空間の大きさと太陽系の位置関係について分かりやすく解説されました。
また、若手女性研究員として注目されている日下部先生のライフスタイルや研究に対する考え方なども話題にされ、参加した生徒にとって10年後の未来を具体的にイメージさせるよい機会となったことは間違いありません。
講演後おこなわれた質疑応答の時間には理数科2年生から銀河系の構造と観測されている宇宙空間に関する質問、高解像度の天文観測には膨大なデータを扱うことに対する質問など、とても興味深い内容の質問が繰り出され、入学間もない理数科1年生に対して良い刺激となったことは間違いありません。
さらに、参加した生徒の感想には「宇宙に特別興味を持っていたわけではないが宇宙のおもしろさを感じることが出来た。」「大学や大学院でどのように研究が行われているのかがよく分かった。」などが上げられていました。
大宮北高校では今後も、生徒の「科学するこころ」育てるためのプログラムをおこなっていきます。