中学生のための先進的科学プログラム(ASEP)~イカの解剖実習~
本校主催の「中学生のための先進的科学プログラム(ASEP)」の実習の一つとして、12月25日に、「イカの解剖実習」を行いました。そこで、理数科生徒が、AT(assistant teacher)として、というよりは Teacher として、中学生に実習の手ほどきをしました。
ASEPに先立ち、本校生徒対象の「イカについての講義+解剖実習」を実施しています。その参加生徒の感想です。
(1年男子)
イカは、普段目にする生物ではなく、見るときには刺身の状態なので、よく分からない生物だった。しかし、今回、実際に解剖し、内臓や脳や目などの構造が分かり、とても興味深い生物だと思った。体に対する肝臓の大きさにも驚いた。また、外套膜(がいとうまく)の中に、直接、海水が入り込むのは面白いと思った。
(1年女子)
受講者が6人だけだったので、気軽に質問ができ、良かったです。実習をやってみると、自分が想像していたものとは違い、面白かったです。鰓(えら)がしっかりしていて、内臓はとても柔らかくブヨブヨしていて、心臓は筋肉質でした。心臓が硬いと思うほど、筋肉質とは思いませんでした。解剖は初めてだったのですが、楽しく、よく観察できたと思います。とても良い経験になりました。先生方、ありがとうございました。
※寄生虫は、調べてみたところ、アニサキスではなく、ニベリニアのようです。
(↑解剖の際、見つかった寄生虫)
(2年女子)
イカについて、全く知識がありませんでしたが、生物学的分類からはじめ、細かい体のしくみまで知ることができ、イカにとても興味がわきました。
また、ずっとイカに触っていることができ、とても貴重な体験となりました。楽しかったです。イカの内臓をこれ以上ないくらい解剖でき、満足しました。