中学生のための先進的科学教育プログラム ASEP Jr. Hi
Advanced Science Educational Program for Junior High School Students
第2回 12月25日(月)
「中学生のための先進的科学教育プログラム ASEP Jr. Hi」第2回目の講義・実習が12月25日(月)におこなわれました。
午前は第1回目の講義から各自が興味を持った講座の実験実習がおこなわれました。実験実習は180分と長時間に渡るものでしたが、本校生徒たちがTA(ティーチング・アシスタント)として参加し、実験操作に戸惑う中学生達をサポートすることで全員が真剣に実験実習に取り組み、終了時間を忘れて実験にのめり込む中学生の姿を見ることもできました。
◎午前の実験実習:180分
スポーツサイエンス ICT機器を利用した動作解析の実習およびデータ解析
生物 軟体動物(イカ)の解剖および各器官の観察
化学 pHの変化と指示薬の色および中和反応とpHの変化
そして、午後はブラッド先生によるイングリッシュシャワー(90分)がおこなわれました。この講義は推理ドラマのような設定でおこなわれ、最後に犯人をクロマトグラフィーを用いて特定するという内容でしたが、ドラマの内容説明はもちろん、クロマトグラフィーの操作説明、犯人を特定するための情報収集などすべて英語を用いておこなわれました。はじめは慣れない英語に戸惑う生徒たちもいましたが、最後はみんな生き生きと英語で犯人を特定し、説明する姿を見ることができました。
第3回 1月6日(土)
「中学生のための先進的科学教育プログラム ASEP Jr. Hi」第3回目の実習が1月6日(土)におこなわれました。
この日は1月20日(土)におこなわれる発表会のポスター作成および発表練習をおこないました。
午前中は前回おこなわれた実験実習の内容をまとめ結果からどのような結論を導き出すことができるかをグループごとに検証し、その内容をプレゼンテーションソフトを利用しながら1枚のポスターにまとめる作業を行いました。
殆どの生徒が発表用ポスターを作成した経験がないため、戸惑う生徒もはじめは見受けられましたが、最後は「ポスター1枚では発表しきれない。」「時間が足りない!」と叫ぶ生徒も出るほど、ポスター作りに真剣に取り組む姿を見せていました。また、このプログラムも3回目に入り中学校の枠を超えた仲間意識を感じることができました。
午後は各グループが作成したA0版の大型ポスターを用いて本番の発表会を想定したポスターセッションの練習をおこないました。
初めてのポスターセッション、質疑応答で緊張する生徒もいましたが1月20日の本番に向けて良い練習になったのではないかと思います。
本番のポスター発表は1/20(土)1:30から「SS科学英語発表会」とともに本校食堂でおこなわれます。
◎ASEP Jr.Hi参加者が作成したポスター