学校からのお知らせ 2018.01.09

「数学チャレンジカップ」で特別授業を行いました

12月26日(火)に、さいたま市の中学校2年生を対象とした「第12回さいたま数学チャレンジカップ」が教育研究所で開催され、「L字型の通路を通すことができるソファーの面積の最大値と、そのときのソファーの形を考える」という「ソファー問題」ついて特別授業を行いました。

これは数学の未解決問題の1つであり、現在見つかっている最大の面積を持つソファーが、本当に最大であるかどうかは証明されていません。参加した中学生が2人組を作り、図を書いたり、実際に厚紙を切って通したりと、試行錯誤を繰り返しながらソファー問題に取り組み、最後は自分たちの考えを他のペアに発表し合いました。

本校理数科の生徒は、ソファー問題についての説明や考え方、解説を各自のタブレットを活用して行いました。

 

答えが決まっている問題を解くことだけが数学ではなく、答えがあるかどうかすら分からないような問題や挑んでいくことも数学です。問題に挑んだ結果、答えがないということや、解くことが不可能だということが証明できてしまう問題も存在します。

このような数学の奥深さを感じてもらうことができました。

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