臨海フィールドワークに行って来ました
6月10日(土)〜11日(日)1泊2日、千葉県館山市にあるお茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターの施設を利用して「臨海フィールドワーク」がおこなわれました。この実習は生徒の関心も高く多数の応募がありましたが、施設の都合で20名の生徒が選抜され参加しました。
2日目は早朝から縄文時代(約7000年前)隆起したサンゴからできた地層の観察、朝食後、ウニの卵と精子を受精させ、受精卵の変化を顕微鏡で観察、さらに昼食後に沖ノ島周辺の地層の観察と短い時間の中に沢山の内容が盛り込まれた実習でした。
今回、参加した生徒たちは校内で事前に研修をおこなったため、一人ひとりのモチベーションも高く、引率した教員が驚くほど熱心に観察し質問をするなど、積極的な姿を見る事が出来ました。
また、この実習を通して、海洋生物の多様性、機能の奥深さ、そして神秘さなど、教科書だけでは気が付かない事を目の当たりにし、科学に対する興味や関心をさらに高める事が出来ました。
大宮北高校では、今後も様々なサイエンス・イベントがおこなわれますが、この様なイベントを通して科学者の卵を育てていきたいと考えています。