台湾サイエンス3日目
最終日の今日は台北市内のフィールドワークを実施しました。これからも円滑な連携を続けていくために、その国の文化を理解することは非常に大切な要素です。
生徒たちは、それぞれのグループで計画していた内容をもとに、宿泊していたホテルから松山空港へ向かいました。台湾は山の多い国であり、天気が変わりやすい国です。現在は雨季の期間なのですが、昨日までの2日間は晴れて暑い日となりました。最終日である本日の午前中は突然の雨に降られたり、急に気温が上がったりすることを体感しながら台湾独特の気候を学ぶことができました。
今回のフィールドワークでは、全行程を通じて台湾の環境や文化に触れるとともに台湾の方の温かさを感じるフィールドワークとなりました。台湾の生徒や先生が真剣に話を聞いてくれる場面が多く、こちらのアイデアに共感してくれるだけでなく、そのアイデアがより価値あるものになるようにさまざまな意見を出してくれました。一例として、3Dプリンターについて議論しました。本校がすでにハワイの高校と3Dプリンターを活用したオンラインでの共同研究の話をすると、ぜひやってみようと共感してくれるとともに、テーマとなりそうなアイデアをいくつか出してくれました。T-schoolも松山高級中学も3Dプリンターを所持しており、本校と似たような活用の仕方をしています。共通の部分はお互いのノウハウを共有しながら質の向上を、共通でない部分はそれぞれのアイデアを尊重しながら議論をしていこうと考えています。
来年度も引き続きそれぞれの学校と相互訪問をする予定がありますので、プログラムのブラッシュアップを考えていきたいと思います。