校長メッセージ 2025.01.08

2025年のご挨拶

【校長メッセージ】2025年のご挨拶

 

皆様、新年あけましておめでとうございます。2025年も本校の教育活動がさらに発展していけるよう、本校に関わるすべての人たちとともに真剣に取り組んでまいります。本年もどうぞよろしくお願いします。

 

さて、昨年は特にグローバル教育に力を入れた年でもありました。新規でインドサイエンス研修やホームステイの実施、久しぶりに復活したシンガポール・マレーシアの海外修学旅行など、本校の生徒たちは家族や友人、先生たちの支援を得ながら、授業や事前研修を活かした学びや海外の人と協働した学びを通して、世界の文化や多様性に触れる素晴らしい機会となりました。

 

では、なぜこのようなことに力を入れているのか?それは高校時代に「想定外での学び」「リアルな体験活動」を経験してほしいと思っているからです。「シン・ニホン」の著者で脳科学者の安宅和人氏は、「これからは誰もが目指すことで一番になる人よりも、あまり多くの人が目指さない領域、あるいはアイデアで何かを仕掛ける人が圧倒的に重要である。1つの領域の専門家というよりも、夢やビジョンを描き、複数の領域をつないで形にしていく力を持っている人が、はるかに大切である。」と述べています。

 

そこで、我々は海外や地元地域を舞台にして、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域をつなぎ合わせた理数教育に、探究的な学びを加えたSTEAMS教育を推進しています。なぜならば、未来社会を生きる子どもたちが将来、「海外の方たちと協働する社会」「世界や地域の社会課題を解決する機会」に数多く出会い、その時に多感な高校生時代での数多くの体験活動、探究活動、海外経験での学びが役立つのではと考えているからです。

 

本校の生徒が「グローバルサイエンスリーダー」として活躍できるよう、ICT環境を活用したSTEAMS教育やグローバル教育の推進とともに、授業や部活動、学校行事などの日頃からの教育活動を大切にしながら、すべての人たちと一緒にチャレンジし続けてまいります。

 

廊下での学習の様子
自習室の様子
海外修学旅行
STEAMS TIME 中間発表会
学年集会の様子
ダンス部引退公演
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