インド研修における生徒の感想
【校長メッセージ】インド研修における生徒の感想
今回は、生徒目線でのインド研修における感想や写真を掲載します。サイエンスでの学び以外にもホームステイ、インドでの授業参加、生活風景などです。
Aさん「市場では値段の表示がなかったり、お釣りがなかったりと日本での買い物がどれだけ楽できっちりしているのか感じた。マックの内装は日本と同じだが、レジが小さかったり商品の受け取りに時間がかかったり、メニュー表示がずっとされていなかったり、同じチェーン店でも国の違いが分かった。学校の生徒数、教室数が多いため教室が狭く感じた。保健室は日本の保健室に比べて狭く、ベッドも小さかった。サイレンを鳴らした救急車が優先されておらず、立ち往生しているのを見てショックを受けた。」
Bさん「バディの子と教室で一緒に授業を受けてみると、先生が出席をとって、スライドを使った授業をするなど、日本の学校と似ている部分が結構あると感じた。施設も綺麗だったし学校の先生方や生徒の人たちもすれ違ったら積極的に挨拶をしてくれたので嬉しかった。ロシアの人たちと関わってみて、言葉の壁はあるものの、お菓子交換や一緒に軽食をとることで仲良くなれた。
Cさん「植物園は道路の近くと比べると少しだけ空気がきれいなように感じた。また、シンガポール修学旅行で見た植物を2,3種類インドでも見ることができた。街中至るところで植物を見たがどれも葉だけのものが多かった。植物の量は東京と比べるとインドの方が多く感じるが、植物による大気の浄化量が汚染量に追いついていないと感じた。日本食が海外でも専門店として広がっていて嬉しかった。School Innovation Council Festivalでは生物グループに参加した。実験の紹介がメインでDNAの抽出実験、ヨウ素デンプン反応の実験、核の染色実験と観察など、内容は中学~高校内容のものだったが、実験器具の扱いが大雑把で危険を感じた。同じ器具で異なる薬品を使わない、プレパラートの作り方、顕微鏡の使い方など細かいけれど、基本的で実験の結果に直結するようなことが抜けていると感じた。グループディスカッションにも参加したが、身構えて緊張していたほどインドの高校生がグイグイ話したりするような人ではなく、物怖じせず会話することができたと思う。」
3名以外にも紹介したいのですが、長くなってしまいますのでこの辺で止めておきます。今後は皆さんが経験してみてほしいと思います。
多感な高校生たちが未知なる国を旅して、現地の高校生や大人たちと出会い、それぞれの国のホスピタリティ、リアルな生活習慣に触れる経験は、グローバルで多様な見方や考え方を養い、立派なリーダーとしてきっと自らの成長を自らが促していくものと信じています。何より本校の生徒たちの「ファーストペンギン」な、チャレンジスピリットを褒めたいです。みんなよく頑張りました!