７月１１日（木）は、朝早くからホテル近くのココナッツ島で再び、植生や岩石、水質の調査、観察を行いました。
その後、現地のガイドさんのワダさんにお世話になり、世界的にも珍しい黒い砂の砂浜に移動しました。一般的な砂浜は堆積岩やサンゴに由来するものがほとんどで、白くサラサラしているイメージですが、ここの黒い砂浜は火山活動に由来するもので、吹き出した溶岩が長い年月をかけて細かくなりながら海にまで流れ込んだプロセスでできたものです。黒くザラザラしています。

そして、この場所で昨日と同様に植生や岩石、水質の調査、観察を行いました。地球の大地の動きのダイナミックさに感動するとともに、様々な自然条件の重なりによりこのような地形を産み出す偶然性にも驚きました。

さらには、ウミガメが５匹も甲羅干しにやってきて、間近で観察することができました。幸せな気持ちになりました。