SSH 2023.11.29

高校生ロケット大会に参加しました!

11月25日(土)さいたま市青少年宇宙科学館主催の「高校生ロケット大会」に参加しました。

 

高校生ロケット大会は、「モデルロケット」と呼ばれる本物のロケットとほぼ同じ構造の小型ロケットを、チームごとに作製して打ち上げ、その記録を競う大会です。本校からは、宇宙や工学分野に興味のある1年生のグループ2組、計6名が参加しました。

 

モデルロケットは少量ではありますが火薬を使用したり、空高く打ち上がったりするので、素人だけで打ち上げることは法的に禁止されていますが、将来宇宙輸送システム株式会社の 平川 和明 先生や、東海大学学生ロケットプロジェクト(Tokai Student Rocket Project/TSRP)に所属する大学生など、専門的な知識や経験をお持ちの方々が丁寧にご指導してくださり、生徒は安全に作業をすることができました。

 

午前は人類の宇宙進出の歴史やモデルロケットの基本原理などを学び、オリジナルのモデルロケットを作りました。作業の合間には、モデルロケットのライセンスや最新の宇宙開発事情、大学での課外活動など、多くのお話しを聞くことができ、生徒は終始楽しみながらロケットを作ることができました。

 

午後は作製したモデルロケットを打ち上げ、モデルロケットの国際大会でも行われる「スポットランディング」という形式(モデルロケットを打ち上げ地点からなるべく近くに着陸させる競技)で記録を競いました。生憎の強風で着陸地点を計算するのは困難でしたが、丹精込めて作ったモデルロケットが打ち上がる瞬間は、記録に関わらず興奮を与えるものがあり、生徒のみならず会場全体が盛り上がっていました。

  • モデルロケットの設計も一から丁寧にご指導いただきました。
  • 本物のロケットの原理も勉強しました。
  • 重心・圧力重心の調整など専門的なことも勉強しました。
  • モデルロケットは火薬エンジンのためボディに引火しないように機構が複雑です。
  • 火薬点火は安全を考慮して、電気を流して行います。
  • 講義のあとは、オリジナルのモデルロケットを作製しました。
  • 講義で教わったことを活用して、真っ直ぐに打ち上がるロケット作りを目指します。
  • チーム「Fm2」のモデルロケット
    校章入りのカラーリングが素敵です。
  • チーム「ラニーニャ」のモデルロケット
    色塗りの時間を割いて、重心の計算に注力した結果はいかに!?
  • 少し肌寒い秋空の下、いよいよ自作のモデルロケットを打ち上げます!
  • 発射カウント5秒前~4・3・2・1・発射!
  • 発射は成功!ぐんぐんと空に昇っていきます!
  • 無事にパラシュートが展開しました!狙い通りに着陸できるかドキドキです!
  • 結果はチーム「ラニーニャ」が勝利!貴重な経験になりました。
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