中学生のための先進的科学教育プログラム(ASEP JHS)第5回「Sports Science」を行いました
ASEP JHS「Sports Science」
令和5年10月29日(日) 9:00〜15:00
@大宮北高等学校体育館 保健体育科講義室
令和5年度中学生のための先進的科学教育プログラム(ASEP JHS)第5回「Sports Science」を10月29日㈰に本校の保健体育科講義室で行いました。中学2年生が8名参加しました。
この講座は動作解析の基礎と手法を学び、各自が持ち寄った運動の映像解析を行う内容です。今回は、タブレットアプリ「DARTFISH」を使用して行いました。
午前の部は座学で動作解析の手法を学び、その後グループに分かれて「椅子から立ち上がる」動作を撮影しました。撮影後は「DARTFISH」の使い方のマスターを兼ねて自分が椅子から立ち上がる動作を解析しました。解析のポイントは「足関節」「膝関節」「股間接」の角度の変化、直立姿勢を基準とした時の重心の変化です。参加生徒はポイントを理解しデータを算出し「人はどのように椅子から立ち上がるのか」を考察しました。その後、グループ内でそれぞれの考察を発表しグループでまとめた考察を全体の場で発表しました。
午後の部は自宅や学校で撮影した映像「テニスのサーブ」「野球のバッティング」「ヒップホップダンス」「縄跳び」「ヨーヨー」等を「DARTFISH」を用いて分析し、データを算出して考察しました。そして、実際に「もっと上手くなるには」「より早く上達するには」「自分の欠点を修正するには」という観点から研究をまとめました。最後に各自が自分の研究結果をプレゼンテーション用アプリの「Keynote」でスライドを作成し、全体の場で発表しました。
参加した生徒は午前2時間30分・午後2時間30分を集中し、内容の濃い取り組みでした。
文責 保健体育科 大塚 寿