【校長メッセージ】次なる進路に向かって
【校長メッセージ】次なる進路に向かって
昔々の私の高校受験のときの話をします。
私は中3の秋くらいまで、高校選びは、自分が合格できそうな学力の範囲で決めていました。しかし、学校や塾の先生との面談をしていく中で、改めて「自分が本当に行きたい」学校はどこかを考えるようになりました。そして、その学校に行きたいと覚悟を決めた時、自分の気持ちの中で何かが動き始めました。高校の合格発表の記憶は薄いですが、受験勉強で寒い冬に朝早く起きて取り組んだり、遠い隣町の塾まで自転車で行き来したりしたことは、遠い昔の話ですが、記憶に残っています。
私は自分で勉強ができると言うつもりは全くないです。正直、勉強に関しては得意とは言えません。でも、言えることは、自分の周りにいる人たち、家族や先生、友達、先輩・後輩などの励ましや援助があったから、中学時代も、今までも、私は学び続けてこられたと思っています。
いまこれを読んでいる中学生のみなさんも、いま身近にいる人たちのサポートを得ながら、新しい進路に向けて踏み出そうとしています。これまで多くの大人が中学時代を過ごして進路を決めてきたように、皆さんも同じように進路を選択し、決めることがきっとできると思います。まずは、身近な人たち、人生の先輩たちと話をしながら、自分が何をしたいのか、やってみたいのか、考えられるといいですね。
高校生の先輩たちも、自分の次なる進路に向かって頑張っています。