「JAXAタンパク質結晶化実験プログラム」いよいよスタート!
8月28日(火) 「JAXAタンパク質結晶化実験プログラム」が始まりました。このプログラムでは国際宇宙ステーション(ISS)の実験施設「きぼう」で行われている方法で高純度のタンパク質の結晶を作成し、得られたタンパク質の構造を解析することを目的におこなわれます。
第1回目のプログラムでは阪本先生(岩手医科大学)、宮田先生(JAXA宇宙教育センター)、入川先生(日本科学未来館)の3名の先生方をお招きしタンパク質結晶化の背景および医薬への応用などの講義が行われました。
そして、講義後参加生徒全員でマイクロピペットの基本操作の取得および容量検定、さらに今回扱うタンパク質リゾチームの溶菌作用の測定実験を行いました。
参加した生徒たちははじめて扱う機器に緊張して臨む場面も見られましたが、最後は全員が積極的に実験に臨み、実験原理を理解し、今回得られた実験結果のまとめを行う姿を見ることができました。
次回はいよいよ高純度のタンパク質結晶を作成するための条件検索の実験に取り組みます。