夏のSS科学英語実践講座を実施しました
1年生は、理数科生徒と普通科生徒の混合グループを作り、紙飛行機(Paper Plane)のフライトメカニズムについて英語で学んでいます。
はじめに実験や討論を英語でどう進めるか、についてALTから話を聞いたり演習を行ったりしたあと、各グループで「材質」「飛距離」「飛行時間」「角度」などのテーマを決めて、様々な紙飛行機を作りました。3日目には柔道場で実際に紙飛行機を飛ばしてデータを取り、最終日にはそのデータの分析を行い、発表に向けた準備に入りました。英語での資料の読み込みや話し合いなので生徒は苦労していましたが、大変熱心に活動していました。
2年生も理数科と普通科の混合グループを作り、やはりグループ内で実験や討論の英語での進め方について学んだあと、「スーパーボールの材質」「バイオエネルギー」「電磁石」「肺活量」などのテーマをグループごとに決めて実験計画を作成し、3日目には化学実験室で実験を行い、データを取りました。グループでの意見のまとめ方、データの取り方、役割分担、検証実験のやり方なども英語で活発にやり取りされ、最後には発表に向けて準備が始められました。
他者、特に外国人との協働作業は、英語力だけでなく、表現力、相互理解力、課題解決能力などが必要となります。そのような能力を英語で学んでいくのが今年度のテーマです。1年生も2年生も、2学期は英語での発表に向けた原稿作成を進めていきます。発表は来年1月20日(土)の予定です。