SSH生徒課題研究発表会
【校長メッセージ】SSH生徒課題研究発表会
2月3日(月)にさいたま市大宮区にあります「RaiBoc Hall」にて、SSH生徒課題研究発表会を実施しました。この発表会では、主に2年生が学校設定科目「STEAMS TimeⅡ」で1年間にわたって課題研究に取り組んだ成果を発表しました。私は第1回目の課題研究発表会を知っているだけに、今回の生徒たちの課題研究の取組への想いやプロセスに感動しました。例えば、生徒同士が協力して取り組んでいる、本校の多くの先生たちがゼミやラボの形式をとりながら生徒たちの学びを促している、先輩たちから引き継いだ研究を継続している、外部の研究機関を利用して実験を行っているなど、実に素晴らしいと感じました。
生徒たちの課題研究の内容を一部紹介しますと、「滑らない靴底とは」「無重力化でのカビの繁殖実験」「雨予報の確率」「バレーのアタック決定率」「宮原がアニメの聖地になったら」「日本と海外の子どもの名づけの違い」「漬物の科学」「デザインによる街おこし」など、実に面白い、幅広い科目にわたります。今回、大舞台で発表できなかった研究成果を合わせるときっともっとたくさんの数になります。生徒たちのたくさんの学びに対してうれしい想いです。
他にも、中学生が特別ゲストとして研究成果を発表したり、ハワイ、インドネシア、インドサイエンス研修に参加した生徒が研修内容を発表したりと、盛りだくさんの1日でした。
最後の指導講評の中でもSSH運営指導委員の大学の先生からも年々レベルが上がってきて、大変素晴らしいとお褒めの言葉をいただきました。また、この発表会には本校生徒約640名や多くの保護者の方にも参加していただき、活気に満ちた発表会となりました。