SSH 2024.07.27

海洋生物探究教室 活動報告

7月22日(月)、大宮北高校で開催された海洋生物探究教室の活動報告をいたします。

 

<活動概要>
• 日時: 2024年7月22日(月) 9時半から11時半
• 場所: 大宮北高校 生物室
• 参加者: 小学5・6年生 17人、高校生1年生(TA) 11人

 

<活動の様子>
まず、高校生による臨海フィールドワークの概要説明を行いました。6月21日(土)~22日(日)に千葉県にあるお茶の水女子大学海洋生物教育研究所で実施したフィールドワークで学んだことを小学生に説明しました。

その後、ウニの発生についての簡単な説明を行いました。ウニは幼生と成体で形が変わる生物の一つです。受精卵から細胞分裂により細胞の数が増えていく様子、プリズム幼生やプルテウス幼生などを紹介しました。

次に、顕微鏡を使って小学生にウニの発生の様子を観察してもらいました。本格的な顕微鏡操作は中学校で学習するためか、顕微鏡の使い方に慣れていない子どもたちも多く、最初は戸惑う様子も見られましたが、高校生TAのサポートにより、次第に使い方に慣れ、どんどん観察をすすめていきました。

<参加者の声>
• 小学生Aさん:「全部同じウニなのに、発生の過程で、色々な形になって面白かった。」
• 小学生Bさん:「受精卵などの観察も楽しかったし、水槽にいる魚を見るのも楽しかった。」
• 高校生 Cさん:「小学生に教えるのは初めてでしたが、とてもやりがいがありました。子どもたちの興味を引き出すことができて嬉しかったです。」

 

<活動を振り返って>
今回の活動は、小学生にとって科学への興味を深める機会となったようです。また、高校生にとっても、教える経験を積む良い機会となり、有意義な時間を過ごすことができました。今後もこのような活動を通じて、子どもたちの学びをサポートしていきたいと考えています。

 

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