SSH生徒課題研究成果発表会
SSH生徒課題研究成果発表会
SSH生徒課題研究成果発表会を行いました。本校ではSTEAMS TIMEとして生徒課題研究を実施しています。2年生の研究では様々なゼミ・ラボに分かれ、生徒の興味に応じて生徒自らが課題を設定し、工夫をしながら解決に向けた研究を進めています。令和6年2月16日(金)には、RaiBoC Hallを貸し切って発表会を実施しました。
「自然科学系」からは、ゲーミング反応の解明に関する研究や海陸風と花粉に関する研究、関数でアートを作る研究など、さまざまな視点からの研究内容が発表されました。「人文・社会科学系」からは、映画から読み解くポリティカルコレクトネスをテーマにした研究や未来の流行色を予想する研究、福島県産の作物の安全性を広める研究などが発表されました。「芸術系・Fieldwork等報告」からは、音楽と睡眠の関係性に関する研究やハワイサイエンス研修報告などが発表されました。
また、本校の主催するASEP-JHS(中学生のための先進的科学教育プログラム)に参加していた中学生2名も発表者に加わってもらい、中学生ならではの視点から展開された研究について堂々と発表をしてもらいました。
いずれの発表に対しても、質疑応答が行われ、活発な議論が展開されました。今年度の優秀研究は、「大気暴露下で常温測定を可能とするタンパク質結晶測定法の開発」に決定しました。この研究については、岩手医科大学の教授やJAXA、KEKなどの協力を得て実践を重ねてきたものであり、来年度のSSH生徒課題研究全国発表会でも発表することが決まっています。
来年度の実践に向けて、さらに研究内容を深めていきたいと思います。