校長メッセージ 2023.12.13

日本と台湾のSTEAMS交流

【校長メッセージ】日本と台湾のSTEAMS交流

 

12月12日(火)から約1週間、台湾から松山高校の生徒9名が来校して、本校生徒とともに学び、ともに過ごす「さくらサイエンス」プログラムを実施します。主な内容は、本校や大宮国際中等教育学校でそれぞれ実施する「STEAMS Program」、埼玉大学大学院理工学研究科での実習や大学院生との交流です。さらには、福島県に移動して双葉郡8町村のフィールドワークや福島県立安積高校の生徒との交流など、内容は盛りだくさんです。

実は、台湾の松山高校は、私が8年前に本校理数科の担当として勤務していた時に、当時、細田校長先生と現在のSSH推進部主任の大塚先生とともに、理数科1年生が行く「台湾サイエンス研修」で初めて訪問して以来、交流が続いている学校です。最初に訪問したときのプログラムは、本校生徒と松山高校生徒がエッグドロップコンテストを行い、ポスターにまとめて発表しました。大いに盛り上がり、生徒同士の交流が充実したものと記憶しています。

今回の初日は、オープニングセレモニーとして、まずは互いの国々の生徒が学校生活や文化を紹介しました。次に、ダンス部が歓迎パフォーマンスをしつつ、松山高校の生徒と一緒にダンスもしました。さらには、本校独自の「GC4S」プログラムとして、本校生徒約90名と台湾の生徒9名が小グループを作り、英語を使って競いあうプログラムを実施しました。これは、本校教員10名が主催した各教室でのゲームを、生徒たちがプレーし、互いに得点を競い合うものでした。おかげで歓迎ムードと、楽しく打ち解け合った雰囲気がつくられました。

ところで、年度末の3月には、今度は理数科1年生41名が台湾に3日間訪問します。その中で、松山高校を訪問して「STEAMS Program」を行う予定です。年々交流を積み重ねていくことにより、交流の濃度が高まっていくことを実感しています。私たちだけのよい学びではなく、台湾の生徒のみなさんにとってもよい学びになるよう意識しながら、引き続き準備、運営を進めてまいります。

 

 

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