「数学チャレンジカップ」で特別授業を行いました。
12月26日(木)に、さいたま市の中学校2年生を対象とした「第14回さいたま数学チャレンジカップ」がさいたま市立教育研究所で開催されました。その中で本校の理数科1年生が「有酸素運動を科学する」というテーマで特別授業を行いました。
本校では、毎年1年生はマラソン大会の前にSS科学総合の授業で、スポーツを科学的にとらえて、体育・物理・生物・数学の観点から理論を学び、目標タイムを計算し設定してからマラソン大会に臨みます。そこで学んだことをもとに、チャレンジカップに出場していた中学生にも大宮北高校のマラソン大会に出場するという仮定で、マラソン大会で目指す記録を科学的に設定してもらいました。理論・計算だけでなく、実際に階段の上り下りをしてもらい心拍数を測って運動強度を計算し、このくらいの運動で運動強度はこのくらいになるという体感もしてもらいました。本校の生徒たちは自分たちが学んだことを中学生にも伝わるように説明を工夫し、分からなくて困っている中学生にはiPadを使って補足説明をしたり計算のアドバイス等をしながら、相手が分かるように伝えるということを学びました。