8月２０日（火）～２３日（金）の４日間、SS科学英語実践講座を行いました。今年度は

１・２年生の理数科全員、普通科希望者合わせて１２６名が参加しています。ALTの先生２名（マット先生、ダニエル先生）と本校教員のティームティーチングによるオールイングリッシュでの講座です。

１年生は、理数科生徒と普通科生徒の混合グループを作り、紙飛行機(Paper Plane)のフライトメカニズムについて英語で学んでいます。

前半２日間は、「材質」「飛距離」「飛行時間」「角度」などのテーマを班ごとに決めたり、実験をどう進めるかを話し合ったりしました。３日目には体育館で実際に紙飛行機を飛ばしてデータを取り、最終日にはそのデータの分析を行い、発表に向けた準備に入りました。英語での資料の読み込みや話し合いに生徒は苦労していましたが、意欲的に活動していました。

２年生も理数科と普通科の混合グループを作り、「PVAを使った材質」「バイオエネルギー」「電磁石」「肺活量」などのテーマを班ごとに決めて実験計画を作成し、３日目には化学実験室で実験を行い、データを取りました。グループでの意見のまとめ方、データの取り方、役割分担、検証実験のやり方なども英語で活発にやり取りされ、最終日には発表に向けて準備が始められました。

他者、特に外国人との協働作業は、英語力だけでなく、表現力、相互理解力、課題解決能力などが必要となります。そのような能力を英語で学んでいくのが本講座のテーマです。１年生も２年生も、２学期は来年１月に行われる英語での発表に向けた原稿作成を進めていきます。