SSH長瀞フィールドワークを実施しました
6月21日(金)、長瀞にある県立自然の博物館を起点に、長瀞周辺の地質や荒川に住む生物等の採集・観察に行ってきました。(生徒24名、引率教諭2名)
秩父地方は地質学的に非常に興味深い場所と言われています。長瀞の岩畳をはじめ、多くの自然の産物を観察することができます。日頃から博物館で研究されている学芸員の曽根﨑先生のご指導で、長瀞誕生の歴史や地質の解説、また、荒川周辺の植物や昆虫、特に水生生物について詳しく解説していただき、生徒らは地学や生物分野により興味・関心を持てるようになったことと思います。
当日午前中は、長瀞の地形の成り立ちを曽根﨑先生から説明を受けながら荒川沿いを歩き、様々な植物や昆虫などを採集・観察をしました。午後は実際に荒川の水辺に入り、水生生物を採集し博物館に持ち帰りました。その後、顕微鏡等で観察しながら種類分け(同定作業)を行い、さらに地質や生物の進化についても学びました。
生徒はこれらの体験をポートフォリオに記録として残し、今後パワーポイントにまとめる予定です。また、10月25日(金)には第2回SSH長瀞フィールドワークを実施する予定です。(第2回は秩父地方の地層の観察および土壌生物の観察を予定しています)